kindleは読書中に機能の説明が一切されないので少し不便です。
同梱されている説明書もボタンの説明などがメインで、機能性が細かく書かれていません。
本記事では、基本的な機能性から覚えておくとさらに使いやすくなる機能まで解説します。
本記事ではここを解説
- kindleでやっておくべき初期設定(基本)
- 知っておくべきKindle Paperwhiteの基本操作
- Kindle Paperwhiteを使用する上での注意点
- Kindle Paperwhiteのよくある質問と回答
kindleでやっておくべき初期設定
kindleは初期設定が特に大切です。
はじめて端末の電源を入れても、初期設定の案内が表示されないからです。
ネットワーク接続がつまずいてしまうと、書籍の購入およびダウンロードができない問題が発生します。
快適に使用するために3つの初期設定を完了させておきましょう。
3つの初期設定
- ネットワーク接続
- ディスプレイの明るさ設定
- タッチスクリーンの操作オフ
ネットワーク接続
書籍をストアから購入するために、ネットワーク設定が必要です
ネットワーク接続して気になった書籍をダウンロードしていきましょう。
Wi-Fi接続方法
- 右上の「・・・」をタップします。
- 「ワイヤレス」をタップします。
- Wi-Fiネットワークのタブから、接続先のWi-Fiパスワードを入力します。
明るさ設定
kindleは細かく明るさ設定ができるので、一度触ってみるのがおすすめです。
明るさを調整することで、長時間の読書も快適になります。
読書するうえで長時間使用するので、自分にあった明るさに設定しましょう。
明るさ設定方法
- 画面上の「設定」をタップ
- 「ダークモード」をタップして完了
パスワード設定
スマホ同様パスワード設定ができます。
普段使うAmazonアカウントとリンクしているので、パスワードの設定はおすすめです。
パスワードを設定しておくことで、お子さんの手に届いても安心です。
自身のプライバシー保護のためにも、パスワードを設定しておきましょう。
パスワード設定方法
- 右上の「・・・」をタップします。
- 設定→端末オプションをタップします。
- 端末オプション→端末のパスワードをタップします。
- パスワードを設定する
知っておくべきkindle Paperwhiteの機能と使い方
kindle Paperwhiteは初期設定が特に大切です。
はじめて端末の電源を入れても、初期設定の案内が表示されないからです。
ネットワーク接続がつまずいてしまうと、書籍の購入およびダウンロードができない問題が発生します。
快適に使用するために5つの初期設定を完了させておきましょう。
5つの基本機能
- 辞書機能
- ハイライト機能
- ファイリング機能
- 電子書籍にしおりを挟む機能
- PDFを読み込む
辞書機能
読書して気になった単語をその場で調べられる辞書機能がついています。
英単語も調べることができるので、通勤時間の勉強にもおすすめです。
語彙力をつけるためにも、活用しましょう。
辞書機能の紹介
- 検索したい言葉をなぞると以下のように辞書が開きます。
※同時にハイライトやメモを選択することができます。
※対応していない書籍のタイプもあります。
ハイライト機能
書籍をして、気になった部分を見返すことができるハイライト機能がついています。
さらにハイライトした箇所はまとめて自分のメールアドレスに送ることができます。
読書しながら要約もできるので、積極的に活用しましょう。
ハイライト機能の紹介
- ハイライトしたい部分を長押ししながら、指でなぞります。
- メモを開くと、ハイライトした一覧が出てきます。「メモをエクスポート」をタップします。
- エクスポートしたメモは、自分のアドレスに届きます。
ファイリング機能
ダウンロードした書籍をコレクションとして、ファイリングする機能があります。
コレクションにまとまっていることで、書籍の場所がよりわかりやすくなります。
同時に画面を切り替えるストレスがなくなります。
好きな書籍別にコレクションを作成して、使いやすいように設定しておきましょう。
ファイリング機能の紹介
- 右上の「・・・」をタップします。
- 「新しいコレクションを作成」をタップして作成します。
- 新たに書籍の追加等は、作成したコレクション内で行えます。
電子書籍にしおりを挟む機能
紙書籍同様、しおりをはさむことができます。
複数のしおりを使わず済むので、複数の本を読みやすくなります。
さらに一冊の書籍につき、何回でもはさむことができます。メモしきれない部分や気に入った章のはじめにはさむと効果的です。
メモ機能、ハイライト機能を使いながら都度しおりをはさんでみましょう
しおりを挟む機能
- 画面右上をタップすると、ポップアップが出てきます。(ふせんのようなマーク)
- プラスマークをタップすることで、しおりをはさむことができます。
- 画面右上をもう一度タップすると、しおりをはさんだ箇所が表示されます。
※戻りたい位置No.をタップすることで、その位置へ瞬時に移動できます。
※しおりは何か所でもはさむことができます。
PDFを読み込む
パソコンを使用することで、PDFデータを読み込むことができます。
kindleもiPad同様の電子端末なので、データのやりとりができるからです。
自宅にある書籍を裁断してPDF化にすることで、kindle端末でも読めるようになります。
読み返したい書籍やマンガを裁断して、kindle端末にまとめましょう。
あわせて裁断に関してまとめた記事があるので、参考にしてください。
⇒書籍を整理して、きれいさっぱりkindle端末にまとめました
PDFを読み込む機能
- 付属のUSBケーブルでパソコンに接続する
※同梱されている専用のケーブルでないと、パソコンに認知されません。 - 接続の確認がとれたら、「Kindle:(D:)」→「documents」をクリック
- 「documents」のファイルを開いて、読み込むPDFデータを移動
※複数のPDFデータを移動させる場合、ファイルごと読み込み可能です。
ただしデータがばらけますので、コレクションを作成してまとめておくと便利です。
kindle Paperwhiteを使用するうえでの注意点
便利な機能であるうえに注意点が4つあります。
例として書籍が購入しやすい=決済画面なくダウンロードできてしまうので、うっかり似たような本を購入してしまいがちです。
以下で4つのポイントを詳しく解説します。
4つの注意点
- 書籍を購入しやすい
- 書籍はモノクロのみ
- メモやハイライトが書籍にたまりがち
- 実物の書籍の楽しみがない
書籍を購入しやすい
アカウントと同期しているので、ネットワークに接続されていれば簡単に書籍が購入できます。
また決済画面なく購入できるのがkindleの特徴です。
購入した書籍は返品ができないので注意が必要です。
書籍をダウンロードする時は特に気を付けましょう。
書籍はモノクロのみ
kindle端末でダウンロードされる書籍はモノクロのみになります。
PDFデータも同様です。
そのためカラー版のマンガであっても、モノクロ表示になります。
カラーの必要性がある書籍をダウンロードしないようにしましょう。
メモやハイライトが書籍にたまりがち
メモもハイライトもできるため、読み進めていくうちにページがマークだらけになります。
マークしやすいうえ、読み返すと、どこが大切か困惑してしまいます。
こまめにメールアドレスに送って整理しましょう。
実物を本棚に並べる楽しみがない
電子書籍となるため、実際の書籍と異なる点があります。
例えばマンガの場合、付録があります。最近の書籍の付録も豪華なので、付録の楽しみがないのは大きいです。
Kindle端末で読む書籍をピックアップしておくと、購入後の後悔がなくおすすめです。
Kindle Paperwhiteのよくある質問と回答
最後にkindleを使用するうえで、よくある質問と回答を紹介します。
よくある質問まとめ
- kindle paperwhiteで購入した書籍はiPhoneやiPadで読める?
- ページめくりするたび白黒反転してしまうのはなぜ?
kindle Paperwhiteで購入した書籍はiPhoneやiPadで読める
kindle paperwhiteで購入した書籍は、iPhoneおよびiPadで読むことができます。
Amazonアカウントを1つにすることで、登録しているデバイスすべてに書籍がダウンロードされるからです。
逆に、iPhoneおよびiPadで購入した書籍もkindle paperwhiteで読めます。
ページめくりするたび白黒反転してしまうのはなぜ?
理由として、ページ切り替えのたびに電力を消費します。
そのため、白黒反転しているように見えます。
ひとによっては動作が遅く感じますが、kindle paperwhiteならではの3つメリットがありますので問題ありません。
3つのメリット
まとめ
本記事では、kindle paperwhiteの使い方を深堀りして解説しました。
バージョンが変わっても、kindle paperwhiteの使い方は大きく変わりません。
繰り返し使うことで、より使い勝手よく愛用しやすくなります。
本記事を通じて少しでもkindle paperwhiteに触れる楽しさを覚えてもらえたら幸いです。